一人親方になるのは危険?
一人親方として、仕事をしている人はいます。電信柱に大工仕事の請負について書いたビラが貼ってあります。電話番号があるため、それに電話をすれば、なんらかの大工仕事を依頼することができるのかもしれません。でも、こういった方法で依頼することはあまりないはずです。
何しろ信頼性が低いし、より有力な媒体である必要があるかもしれません。どちらにしても、一人親方には仕事を依頼しづらいのではないかと考えています。信頼のおける会社に依頼するほうが、依頼者としては安心できます。
一人親方は自営業のようなもので仕事に限界があり、建設業の会社員とは別枠で、一人親方としてのフリーランスの活動です。そうすると、会社員にある労災保険や厚生年金などの待遇が受けられず、すべて自前で賄う必要がでてきます。これは相当な売り上げにならないかぎりは、会社員の給料を下回るでしょう。できるだけ、一人親方はしないほうがよいと、記載している広告があり注意が必要となります。
その一人親方に対してたくさんの報酬と仕事が与えられるなら、なっても問題ないわけですが、おおよそ安月給で一般的に働くほうがよいと感じることでしょう。
現在のところ、景気が悪いためか、一人親方の契約を増やしている建設業者がいるようです。安易に契約すれば一人親方は損をしやすいですが、最低賃金法で定まった賃金を下回るなどして、まともな給料にならないケースが社会問題となっています。